2019年はカヤックはもとよりサバニにも真剣に取り組んだ1年となりました。その結果、サバニは複数の人間で乗りこなすカヌーだなと思いました。今までカヤックやセーリングカヤックで培った知識や経験は全てサバニにフィードバックし、その上でカヤックの親戚であるサバニを自分の中では思ったより、感覚的に理解出来、違和感なくサバニを受け入れることが出来たと思います。個人的には今後も漕ぐということ、帆を使いこなすということを駆使し、海を渡りたいと思っています。2020年以降はすこしづつ意識と行動を北へ向けて行こうと思います。相変わらず、南へ北へと落ち着きませんが、奥琵琶湖をベースに今年も動き回りたいと思います。
Granstreamをご利用のいただく皆さんには、僕の漕ぐ技術、キャンプする技術、カヤックで旅をする技術を切り取ってご提供させて頂きます。初心者でもやったことなくても構いません。水の上の世界に少しでもドキドキするような自由を感じた人は是非、奥琵琶湖マキノ海津までカヤックを漕ぎに来てください。僕の技術をお伝えしたいと思います。お待ちしてます。
では2019年の旅の写真です。お酒でも飲みながらお楽しみ頂けたら幸いです。
2019年も冬の琵琶湖から始まりました。雪の少ない冬でした。
旧暦の正月には糸満でサバニ。旧正月恒例のパレードにニヌハで参加しました。
3月は奄美。北へ南へとコロコロと変わる強風に悩まされながらも、ヤドリ浜をベースに嘉徳、加計呂麻を漕ぐことが出来ました。クジラは見れませんでしたが、カヤックから大きなアカウミガメの交尾が見れました。
GWは地元高島市の湖岸をキャンプしながら漕ぎました。夜のお祭りにも参加したりしました。
6月梅雨前の静かな日本海を狙って、丹後由良から丹後半島を越え餘部まで日本海ロング。1日50km漕いだ日もありました。
6月末から沖縄糸満へ。チームニヌハの合宿。サバニの聖地、糸満で真剣に海に取り組む人間が集まり、仲村忠明から本気でサバニを学びました。
フェリーでそのまま奄美に渡り、加計呂麻島をラウンドしました。毎年、素晴らしいフィールドをカヤックで満喫させてもらっています。途中、熊ちゃん、チュンチュンも合流。久々に波乗りしたり、笠利湾を漕いだり出来ました。
夏の終わりは、隠岐の島、島前(どうぜん)を漕ぎました。地球が剥き出しの隠岐の島。カヤックでしか感じられない風景があります。
10月は再び、奄美へ。北部のabeeをベースに、笠利湾を漕いだり、加計呂麻(瀬戸内サイド)を漕いだりしました。恒例のたねおろし(お祭り)への参加も楽しみです。北風が吹き出すシーズンでもありますが、当たれば最高です。
11月は何度も瀬戸内海へ。広島 宮島や大崎上島を1周、岡山 牛窓から小豆島へ渡ったりしました。ちょっと寒くなり焚き火がここちいい秋の瀬戸内海です。
12月は今年二度目の糸満サバニ合宿。様々な課題を地道にクリアし、なんとかチームニヌハがスタートラインに立てるまでになりました。2020年は外洋へ漕ぎだしたいと思います。サバニ合宿の後は離島でカヤック。2019年の締めの旅としては最高でした。