シェルパ斎藤さんの息子、一歩くんがシェルパさんのフェザークラフトKライトを持って店にやってきた。このKライトは僕がアウトドア業界、駆け出し時代にシェルパさんが使っていたカヤック。野田さんの追悼で川下りをするために久々にバックから取り出され、水に浮かべられたようだ。今回はメンテナンスのため、うちにドッグ入り。それを大阪在住の息子の一歩くんが代わりに持ってきてくれた。一歩くんのことは、こちらが一方的に雑誌の中で知っていただけで、初対面。聞いてみると30歳、おや待てよ、と30年前、僕が就職活動のため買ったビーパルを持ち出すと「これ、俺が産まれた年のやつです。」と答えがきた。頼もしいアウトドアマンに育ち、シーカヤックもやる一歩くんは「Kライトいいなあ。俺も欲しいな。」「このKライト、一歩くんが引き継げばいいんじゃないの。」こうやって日本のアウトドアカルチャーは今後も世代を超えて繋がっていくのか、としみじみ思ってしまった。まずはきっちりメンテナンスして、シェルパさんの元で活躍してもらいましょうね。