琵琶湖ロング2DAYS|50km

ぐぐぐ、と波にカヤックのバウが持ち上げられ、波を越えると同時に水面に叩きつけられる。海ではしばしば見られる光景だが、ここは琵琶湖だ。

「海を漕いでいるかと思った。」

その反応も頷けるほどに、この日の琵琶湖は荒れていた。
数メートル後ろを漕いでいるはずのお客さんが波に隠れて完全に見えなくなるし、離岸、着岸は毎度サーフランディング(ランチング)でびしょ濡れになった。
2年前にカナダの西海岸を漕いだときぶりくらいに、波をかぶったかもしれない。

5月23日、24日は毎年恒例の”琵琶湖ロングディスタンス”を開催していました。シーカヤックの旅人の登竜門として産まれた当企画。琵琶湖を二日間で50kmを漕ぎ切ることを目的に漕ぎます。
本来、カヤックを漕ぐスピードは、自由ですし、それ以下のスピードでのんびりとカヤッキングを楽しむこともあります。当店でも漕ぐ距離を押さえてキャンプを楽しむのんびり企画も行っています。しかし海を旅することにフォーカスした場合、琵琶湖を2日で50kmという距離は”カヤックの旅の世界”への入り口となります。距離を漕げるようになると、見えなかった景色も見えるようになります。

結果から言うと、ひとりも脱落することなくゴール地点の琵琶湖大橋まで辿り着き、きっちり50kmをクリアした。”入口”というには辛口すぎるコンディションであったが、みなさんよく漕ぎ切った。

車で湖岸沿いを走る、スタート地点までの帰り道。毎度のことながら、エンジンでも案外時間のかかる道のりに、確かにカヤックで旅してきた実感を得る。
「まだ、キャンプしたところまで来てないですよ。」
「ここでようやく、今日昼飯を食べた地点です。」

今年もいい琵琶湖ロングでした。
秋も企画しようかと考え中です。また、グループでのプライベート琵琶湖ロングも対応できます。ご相談ください。