2週連続での若狭湾キャンプ企画でした。
新緑の照葉樹の森、透明度の高い春の海、予想より大きかった北うねり、しぶきをあげて襲ってきた南の向かい爆風、嵐をしりぞけたタープの夜。
春の若狭は色々あって面白い。だが大変なことばかりではない。
「今日はテント、張らなくていいかあ。虫もいないし、夜露も降りてないし、天気もいい」
焚き火のとなり、火の熱でほんのり温かくなった砂利にマットと寝袋を広げて、横になった。そこに天井はなく、限りなく宇宙が広がるだけ。頭上には北斗七星が眩いている。
虫もいない、夜露もない、暑すぎず寒すぎず。空は晴れ、月と星々の柔らかい光に包まれている。そんな、1年でも数少ない特別な夜もあった。

