2017Granstream回想記 vol.5(7月、隠岐、島前、島後)

奄美から琵琶湖に帰り、今度はアトレーにカヤックを積み込み、奄美で別れた伊東孝志兄を大阪、千里中央で20時にピックアップし、そのまま島根に向かう。浜でビバークし、朝、目覚めると大山が朝日を浴びて大きくそびえ立っている。参加者とは七類港で待ち合わせ、そこに車をおいて、9時半初のフェリーに乗れば、3時間で隠岐に到着する。島前(どうぜん)ツアーは2泊3日だったので、移動型ではなく同じ場所にテントを張って、日帰りで漕いでベースに戻ってくるスタイルをとった。人が少なく、海がきれいで、夜は涼しく、潜って楽しい、うーん、やっぱり真夏は隠岐だな。





島前ツアーの参加者と現地で別れ、僕と孝志兄はカヤックでフェリー乗り場に漕いで移動し、そこからカヤックを折りたたんで、島後(どうご)にフェリーで移動。三日間、フェリー乗り場をベースに情報収集しながら、島後ツアーの参加者を待つ。隠岐のフェリーターミナルは地元の高校生が勉強してたり、地元のおっさんがテレビ観てたり、ゆるーい空気が漂っている。クーラー効いてるし、最高だあ。




フェリー乗り場でツアーの参加者を迎え、買い出しして、北部のキャンプ場に移動。魚が安くて旨い。島後ツアーは島後の北部を反時計周りで周り、そのまま島前に漕いで渡るというコース。最北端には白島という島があり、そこには黒潮の分流である対馬海流が常に当たっている。そのため、海の透明度はすごいが島と島の間は川のような流れがあった。ここは観光地にはなっていないが、地形の凄さ、北の最果て感には迫力があり、すっかり気に入ってしまった。ホワイトキャニオン、ジェロニモバレー(僕が命名)というキャンプ地にてキャンプし、予定通り、島後から島前20kmの海峡を渡り、島前でツアーを終えた。このツアーは孝志兄がフィールダーでレポートしてくれている。やっぱ、真夏の隠岐は最高だな。でもフナムシにはご注意を。