2017Granstream回想記 vol.4(7月、奄美、沖縄サバニ)

三陸から直接カヤックを宅急便で送り、梅雨明けの奄美へ。この時期の奄美は絶対、外せない加計呂麻島1周の旅。加計呂麻島1周の旅はヤドリ浜に始まり、ヤドリ浜に終わります。そしてヤドリ浜には、美味しい料理と楽しい音楽が待ってます。 里帰りみたいなもんですね。透明度の高い青く綺麗な海、白い珊瑚と貝のビーチ、豊かな緑、無人島キャンプ、カヤックの旅に必要なエレメントは全て揃っています。今回のツアーは参加者一人、カメラマン(山田まこと)一人、放浪画家(伊東孝志兄)一人、ガイド(大瀬志郎)一人というメンバー構成となりました。ビジネス的には完全にアウトですが、お客が集まらなくても一人でも行くぞ!というくらい楽しい場所で楽しい時期にしかやらないグランストリームのツアーなのでした。







カヤックには、またまた宅急便で琵琶湖に先に帰ってもらい、僕は沖縄のカヤックの師匠、仲村忠明氏が運営するサバニ塾をサポートするためにフェリーで沖縄へ。仲村さんからサバニの技を伝承し、またそれを発展させるために全国から仲間が集まってくる。そのほとんどはカヤック乗り。仲村さんの息子のタカノリが独立し、沖縄カヤックセンターを引き継ぎ、宮城島にベースを作ったので今回はそのベースを合宿所として利用した。サバニは沖縄で古来から使われている帆と櫂を動力とする漁労船。追い込み漁にたけた糸満の漁師たちは、房総半島や若狭湾まで風と潮に乗ってサバニできていたという。いつか、サバニでみんなで沖縄から若狭まで旅がしてみたいというか、やろう!

7月、隠岐編へと続く