Granstream カヤックの旅企画 のご案内

Granstreamが提案するカヤックの旅 企画のご案内です。

Granstreamが提案させていただくカヤックの旅企画は、自立したカヤックの旅人を育て、応援するプログラムです。

カヤックの旅には、自然や海を理解し読み取る力、カヤックを乗りこなす技術、野外で生活するアウトドアの技術が必要となります。カヤックに乗り、旅をするには時間をかけて、上記の技術を身につける必要があります。それを経験豊富なスタッフとともに旅をシェアすることで、参加者が経験を積み、自分の旅に出れるようにサポートするために、この旅企画が存在します。

参加資格
カヤックを乗りこなす技術、最低限の野外で生活するアウトドアの技術を身につけている方と対照となります。漕ぐ距離やレベルに関しては各企画によって、異なりますのでその都度、ご案内します。

集合場所、集合方法
現地(カヤックの出艇する場所)集合となります。空港や鉄道駅でこちらの用意する車に同乗していただく場合もありますが、あくまでも企画はカヤックを漕ぎ出す段階からスタートとさせて頂きますので、ご了承ください。基本的に車や各種交通機関にて現地に自力で来ていただくことが基本となります。また自家用車を駐車中のトラブルに関しては、こちらでは対応できませんのでご了承ください。また上陸した地点が当企画のゴールとなります。

申し込み、参加費の支払い、キャンセルフィー
Eメール、お電話、対面にてお申し込み受付させて頂きます。銀行振り込みにて、参加費をお支払い頂いた時点で本申し込みとさせて頂き、参加者都合によるキャンセルに関しては、一週間前までは半額、それ以降は全額、キャンセルフィーとして頂きます。頂いた参加費の半額は、返金せず、次回の企画の参加費へとプールさせていただきますが、有効期限を1年とさせて頂き、一括使用となりますので、ご了承ください。

入金先に関してはこちらをご参照ください。

カヤックの旅企画で使用するカヤック
フォールディング(折り畳み)カヤックの場合、リジッド(一体型)カヤックの場合、自艇(自分のカヤック)での参加の場合、こちらで用意するレンタルカヤックを使用していただく場合と旅の内容やフィールドによって、使い分けますので、その設定については、その企画ごとにご案内させて頂きます。

用意していただくもの
基本的に、アウトドアに必要な道具(野外で過ごすために必要な衣食住の道具)に関しては、全て参加者に用意して頂きます。テントや寝袋、マット、バーナーなどの火器類や食器の類です。旅中の食事はすべて、各自、自炊となりますので、その間の食材に関しても全て、参加者自身で用意していただくことになります。アウトドア道具を使いこなすスキルやキャンプでの自炊に自信のない方には、アウトドアスキルアップのワークショップも開催しますのでご相談ください。当店の利用者は、カヤック、アウトドアのまったくの経験もないビギナーも多いです。ぜひ、じっくりレベルアップしていってください。

レンタル可能なもの
カヤック(企画の内容によります)、パドル、ライフジャケット、カヤックウェア(ドライスーツ)、ブーツ、グローブ、各種有料となります。企画内容によっては、一切、レンタルの設定がない場合もありますので、ご了承ください。

宿泊
旅企画中の宿泊は、基本、キャンプ泊です。旅企画中は海のコンディションに合わせて移動するので、どこで宿泊するかは事前にすべて確定していません。時には陸からアクセスできない無人のビーチだったり、無人島のビーチだったり、漁港だったり、キャンプ場だったりします。時には民家の近くにテントを張らせてもらって静かに夜を過ごすこともあります。旅人としてのビバークスキルを磨いて頂きたいとおもいます。参加者のみなさんに静かに自然の音を楽しんで頂きたいので、スピーカーを使用しての音を発する行為はNGとさせて頂きますのでご了承ください。

焚き火
流木を薪としての無人ビーチでの焚き火は、カヤックの旅の醍醐味の一つでもあります。可能である限り、暖をとり、調理をし、灯とし、動物や虫を避けるために焚き火を使いこなしたいと思います。場所によって火を起こせない場合もありますので、各自、調理用の火器はご持参ください。

共同装備
荒天時用のみなさんのリビングスペースとなるタープ(4m×4m)、ファーストエイドキット、リペアキット(カヤック用、その他装備用)、スコップ、焚き火用装備、トゥーイングロープ、ストロボライト等。

安全面
安全を確保するためにナビゲーション、観天望気や進退への判断は経験豊富なガイドが行います。一人のガイドに対して、参加者は5名までとさせて頂きます。参加者が6名以上の場合は、ガイド 2名の体制となります。しかしこの旅企画では、なるべく5名以下の少人数の運営が望ましいと思っています。また海の旅には、海が荒れていて、漕ぎ出せず、キャンプ地に停滞するということがデフォルトとなります。安全を確保するためにも停滞するという行為についてもご了承頂きたいと思います。

冒頭でもお話ししましたが、カヤックの旅には、自然や海を理解し読み取る力、カヤックを乗りこなす技術、野外で生活するアウトドアの技術が必要となります。数あるアウトドアアクティビティの中でも総合的な力を必要とする特別な行為の一つといえるでしょう。

カヤックにはスキー場や登山道のような安全を確保されたフィールドが用意されていません。川でも湖でも海でも、一度、水上に漕ぎ出せばそこは安全の管理されていないバックカントリーの世界です。自然に対する研ぎ澄まされた感性、鍛えられた肉体、積み重ねられた経験がなければ、自由に海を旅することはできません。法規制されていない最後の「自由な乗り物」カヤックを使いこなし、文明を離れ「自由な空間」である海を旅する。少しでも人に頼ることなく、自分の力で海に向き合えば、そこに自由な時間が広がります。ともに自由な空間と時間を満喫しましょう。では水上の世界にてお待ちしております。

グランストリーム  代表兼メインガイド 大瀬志郎